ナボコフ短編全集 完全映画化
The Stories of Vladimir Nabokov Vol.1&2
デビッド・クローネンバーグ監督は、ナボコフ短編全集1&2:全65篇を、60分のTVシリーズとして完全映像化することを発表した。前代未聞の企画は、トロントのケーブルテレビ局チャンネル83のニュース番組で、監督自ら発表。製作及び撮影はすべてカナダ国内で行われるが、世界初放送は、米国HBO。放送後、厳選された数作品を再編集し、劇場公開作品として世界配給も予定されている。かつて、クローネンバーグ監督作に出演したオール・スター・キャストにより、16mm手持ちカメラ、白黒フィルム、オール・ロケで撮影されるという。監督は、「ラース・フォン・トリアーが アメリカ を描くなら、私は 世界 を描いてみせるよ」と語った。同席していた俳優ヴィゴ・モーテンセンとジェイムズ・スペイダーは、「未踏の地」で冒険家を演じるが、二人のどちらが生き残る役を演じるかは未定だという。
2006/4/1 トロント カナダ