衝動説教 娘よ!02年04月
2002年4月
(4月のテーマはアートです)
■Eisenstein
「映画の弁証法」(角川文庫)。
理論→実践=作品→自己批判→理論→実践=作品→自己批判→理論→実践=作品→自己批判→理論→実践=作品…以下つづく
これですよ、これ。
それ以外の指摘は如何なものか。一切適切ではないと考えております。そしてですね、現状を危惧する「弁証法」全てはですね、自分の利権だとか、そんなことのために「弁証法」をやってきたことは、ないのであります。これだけは、明確にしておきたい、こう思ってます。 そんな人間たちがですよ、「弁証法不要論」などを言う事は決してないのであります。そのような意見は即刻、撤回して頂きたい!
「弁証法」との絆を知っただけでも、私は良かったかな、と思っております。
2002/04/29
■indiesmusic.com
プロは自分よりも作品を語り、
素人は作品よりも自分を語る。
それ以外の指摘は如何なものか。一切適切ではないと考えております。そしてですね、現状を危惧する「インディーズ」全てはですね、自分の利権だとか、そんなことのために「インディーズ」をやってきたことは、ないのであります。これだけは、明確にしておきたい、こう思ってます。 そんな人間たちがですよ、「インディーズ不要論」などを言う事は決してないのであります。そのような意見は即刻、撤回して頂きたい!
「インディーズ」との絆を知っただけでも、私は良かったかな、と思っております。
にしても、「素人」でない「インディーズ」というものは、「プロ」らしい「プロ」と同じように稀なものなのでしょうか?
2002/04/18
■床屋
床屋は美容院よりも優れている。
頭洗うのも早いし。
この常識が崩れたとき、現実はファッション・ショーのような「うわっつらだけ」どもの天下となり、社会は「紅毛人でもないのに変色した髪」を持つ愚鈍どもの世界と化すのではないでしょうか!
テーマがアートじゃないですと?
髪はアートですよ。職人の手による日常芸術。
白黒映画をカラーライズして良くなった具体例が、たった一つでもあったら、教えていただきたい。つまり、もともと黒いものに色つけて良くなるなどと思うのは、愚か者の発想以外のなにものでもないわけですよ!
それ以外の指摘は如何なものか。一切適切ではないと考えております。そしてですね、現状を危惧する「床屋派の男」全てはですね、自分の利権だとか、そんなことのために「床屋派の男」をやってきたことは、ないのであります。これだけは、明確にしておきたい、こう思ってます。 そんな人間たちがですよ、「千円床屋不要論」などを言う事は決してないのであります。そのような意見は即刻、撤回して頂きたい!
「千円床屋」との絆を知っただけでも、私は良かったかな、と思っております。
2002/04/16
■マンガ
「ありゃマンガだな、あんな人間いねえよ」。現実味の無いくだらないテレビ・ドラマを見て、そう口にする。
一昔前(20年前?)は、たぶんそれで話は終わっていたと思う。それが大人の常識だった。
が、2002年4月現在、宮崎アニメが日本映画史上空前の大ヒットを放ち、テレビは当然、日本映画の原作といえば、今やマンガだらけ。いい大人が「ドラエモン」だの「しんちゃん」だの子供向けのマンガをご大層に語るこのご時世、通勤電車で少年マンガを読むスーツ姿の親父は、もはや日常と化してしまい、そのことをあらためて指摘する「大人」はもはや皆無も同然だ。
で、話は元に戻る。「ありゃマンガだな、あんな人間いねえよ」。かつてはその一言に、「大人>子供」「活字>マンガ」といった明快な優劣が明らかにこめられていたはずだが、もはやそれは日常的に「常識」ではない。
今や「マンガ」は市民権を得、美術館はもちろん、テレビのコメンテーター、若者向け番組の司会者にマンガ家が選ばれるのことも日常だ。
もはや、「大人」が「子供」であることがカウンターカルチャーとなりえた時代は過ぎ去って久しいのだ。
そういうことだ。
ならば、言わねばなるまい。
この21世紀初頭に、「大人」が「子供」であることは、20数年前とは違って、「凡庸」で「愚か」なだけの恥ずかしいことである。
大人は子供より優れたアートを為す。
活字はマンガより優れたアートである。
この常識が崩れたとき、現実はマンガのような「大人子供」どもの天下となり、社会は三段論法と起承転結が愚かに結びついた短絡ばかりの薄っぺらでお子様な世界と化すのではないでしょうか!
それ以外の指摘は如何なものか。一切適切ではないと考えております。そしてですね、現状を危惧する「大人」全てはですね、自分の利権だとか、そんなことのために「大人」をやってきたことは、ないのであります。これだけは、明確にしておきたい、こう思ってます。 そんな人間たちがですよ、「大人不要論」などを言う事は決してないのであります。そのような意見は即刻、撤回して頂きたい!
「活字」との絆を知っただけでも、私は良かったかな、と思っております。
2002/04/10 (04/30追記&校正)
■コラボレーション
ムネオハウス
4月のテーマは、アートで逝ってみよう。
まずは、ネットならではのコラボレーション。ネット無くしてはありえなかった素晴らしすぎる楽曲・クリップ・アートの数々。娘よ、音楽のパワーとはこれだ!。
2002/04/06
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