COSMOPOLIS 劇場用パンフ
- INTRODUCTION
- STORY
- INTERVIEW DAVID CRONENBERG
- INTERVIEW ROBERT PATTINSON
- INTERVIEW DON DELILLO
- COLUMN デイヴィッド・クローネンバーグの温かい子宮 柳下毅一郎(映画評論家)
- COMMENT
- CAST
- STAFF
- CREDIT
表紙・裏表紙、26p
配給:ショウゲート 協力:松竹 配給協力・宣伝:ミラクルヴォイス WEB宣伝:T-BASIC 発行日:2013/4/13 発行承認:ショウゲート 発行:東急レクリエーション 編集:ミラクルヴォイス 編集協力:高橋論治 デザイン:thumb M 印刷:大洋印刷 定価:700円(税込)
2013/4/13(土)より全国順次ロードショー ヒューマントラストシネマ有楽町 新宿武蔵野館 横浜ブルク13 テアトル梅田 ほか
“特製ポストカード2枚セット”付き特別鑑賞券 ¥1500(税込) 当日一般¥1800
BOOK 「コズモポリス」新潮文庫 定価620円(税込)
DOMMUNE 「クローネンバーグが描く現代社会の末路」4/8(月)19:00~ 柳下毅一郎 Masa a.k.a. Conomark 場所:DOMMUNE サンライズビルB1F
ノワール2本、2度目の戯曲映画化(「危険なメソッド」「M.バタフライ」)ときて、なんとポルトガルのパウロ・ブランコ(の息子ホアン・パウロ)がもってきた米国の人気作家ドン・デリーロ映画化企画をホイホイと実現。この数年、地元カナダから足をのばして英国やドイツでの撮影もこなし、今回は原作どおりいよいよNYロケかと思いきや、またまたカナダで映像化。原作者のドン・デリーロも満足させてしまう。おそるべし。
ドン・デリーロ
White Noise (1985) ホワイト・ノイズ 森川展男訳、集英社、1993(『ホワイトノイズ』都甲幸治・日吉信貴訳、水声社、2022)
Libra (1988) リブラ 時の秤 真野明裕訳、文藝春秋、1991
Mao II (1991) マオII 渡辺克昭訳、本の友社、2000
Underworld (1997) アンダーワールド 上岡伸雄・高吉一郎訳、新潮社、2002
The Body Artist (2001) ボディ・アーティスト 上岡伸雄訳、新潮社、2002
Cosmopolis (2003) コズモポリス 上岡伸雄訳、新潮社、2004
Falling Man (2007) 墜ちてゆく男 上岡伸雄訳、新潮社、2009
Point Omega (2010) ポイント・オメガ 都甲幸治訳、水声社、2019
The Angel Esmeralda: Nine Stories (2011) 天使エスメラルダ 9つの物語 上岡伸雄・柴田元幸・都甲幸治・高吉一郎訳、新潮社、2013
Zero K (2016) ゼロ・K 日吉信貴訳、水声社、2023
Silence (2020) 沈黙 日吉信貴訳、水声社、2021
2002年に翻訳された「アンダーワールド」がおもしろかったので、以降はほぼほぼ読んだか、積読状態。古本で苦労して入手した「リブラ 時の秤」がすごい。まさか「コズモポリス」をクローネンバーグが映画化するとは夢にも思っていなかった。「ゼロ・K」がちょっと「THE SHROUDS」と呼応したテーマっぽいので早く読まなきゃと思いつつ「天使エスメラルダ」の途中で中断中。
2024/9/19:記