DONT’ LOOK NOW 110分 HEVC/MPEG-4 AVC
1983年8月19日公開 ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画配給 字幕翻訳:大石盛寛
UHD-BD
- Pass The Warning デヴィッド・クローネンバーグ、ダニー・ボイル、ブラッド・バード、ほかインタビュー。
- A Kaleidoscope of Meaning インタビュー
- The New 4K Restoration 4K修復に関して
- 4K Befor After 4K修復前後比較動画
- 4Kレストア版予告編
BD
- Death In Venice ピノ・ドナッジオ インタビュー (2006)
- Don’t Look Now: Looking Back メイキング・インタビュー
- インタビュー集 ドナルド・サザーランド、脚本:アラン・スコット、撮影:アンソニー・B・リッチモンド、ダニー・ボイル
- アラン・ジョーンズによるイントロダクション
- オリジナル予告編
- ビハインド・ザ・シーン・スチルギャラリー
発売元:合同会社是空 販売元:TCエンタテインメント
2024年08月28日発売 価格:¥8360(税抜価格 ¥7600)
インタビューでは相変わらず、演出だけでなく製作や宣伝といった話も忘れないところがクローネンバーグらしい。
以下はインタビューとは無関係な妄想です。
「赤い影」といえば、赤いレインコートを着た少女のビジュアルだが、クローネンバーグの「ザ・ブルード」は「赤い影」の後日談といっても問題ない。
今回初めて気がついたのは、レストランで老姉妹が二人と出会うシーンは、「スキャナーズ」だった。超能力者が一般人に仕掛けるのと、一般人が超能力者にちょっかいするのと状況設定は真逆ながら、舞台設定は明らかだ。
「超能力者にとって能力は祝福であり同時に呪いである」というセリフはそのまま「デッドゾーン」。べつに「超能力」ではなく「才能」であっても通じる普遍的な警句ではある。デッドゾーンの主人公は超能力で少年の水死(!)を防ぐが、より大きな悲劇からは逃れようもなく自ら罠に落ちていく。
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のラブ・シーンも! 思ったよりも影響大だったのかもしれない。
すべては「見かけとちがう」のだ。
2024/9/26 記