第1回東京国際映画祭(協賛企画)TAKARAファンタスティック映画祭
(1)6月1日(土)オールナイト:クリープショー、最後の戦い、エルム街の悪夢、デッドゾーン 10:00~6:00
(2)6月6日(木) 手塚真、クローネンバーグ監督対談 6:00~、7:00開映
デッドゾーン DEAD ZONE は、1日(土)オールナイトと、6日(木)の2回上映。6日(木)「デッドゾーン」上映前にクローネンバーグ監督の登壇・舞台挨拶。
公式カタログ 1985年5月20日発行 定価1000円
発行:TAKARAファンタスティック映画祭事務局 編集:株式会社オフィス・ヴァリス 編集人:久保田明 編集:松岡葉子 佐藤敦子 黒崎篤行 協力:宇田川幸洋 吉岡一夫 波田真 本文デザイン:株式会社エステム<郡幸男 加藤恵 宮伸年> 表紙画&ロゴマーク、企画・制作:株式会社東急エージェンシー
広告(1ページ使用):タカラcanチューハイ、ヴィデオドローム(6/22ロードショウ:ユーロスペース)、レイザーバック(6/8ロードショー:日本ヘラルド)、SFゾーン ビデオ広告(ワーナー・ホーム・ビデオ)、VHD(日本ビクター、日本エイ・ブイ・シー)/ホラ-・ビデオ傑作選(ポニー・キャニオン)、ファンタスティック・ビデオ(CIC・ビクタービデオ、日本エイ・ブイ・シー)、銀河鉄道の夜(7/13ロードショー ヘラルド・エース)、Hollywood Classic Movie(株式会社フューチャーディメンション)、宝酒造
・美女を死ぬほど恐がらせよう “エース”ダリオ・アルジェントに至るまでのイタリアン・ホラーの特性 秋本鉄次
・ハリウッドに背を向けた“恐怖の帝王”ジョージ・A・ロメロ「生ける死者たちの夜」から「クリープショー」まで 久保田明
・「2つの頭脳を持つ男」をつくった2つの頭脳 スティーヴ・マーティンとカール・ライナー 筈見有弘
・独占掲載!“BARON OF BLOOD”デイヴィッド・クローネンバーグ スペシャル・インタビュー インタヴュアー:William Beard , Piers Handling「The Shape of Rage-The films of David Cronenberg」より
・嗚呼、愛しの吸血鬼 思い出のハマー・フィルム 最後の怪奇俳優、C・リーに寄せて 森卓也
・「銀河鉄道の夜」SPECIAL INTERVIEW 細野晴臣、音楽のSFXをめざして
・香港神妖怪武侠片に頭クラクラ 宇田川幸洋
・雪のアヴォリアッツでの2時間半 ジェームズ・ディアディン・インタヴュー
公式カタログ 第1回東京国際映画祭 TAKARAファンタスティック映画祭 ’85 5/31 FRI-6/7 FRI 主催:財団法人東京国際映像文化振興会 東京国際映画祭組織委員会協賛:宝酒造株式会社強力:CIC映画、株式会社ヘラルド・エース、ジョイパックフィルム株式会社、日本ヘラルド映画株式会社、スティック・インターナショナル株式会社、松竹富士株式会社、廿世紀フォックス(極東)株式会社、ワーナー・ブラザース株式会社、アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭事務局 リオネル・シュシャン TAKARAファンタスティック映画祭事務局 プロデューサー:小松沢陽一 スタッフ:寺尾次郎、松岡葉子
開会式の「フェノミナ」上映時、ダリオ・アルジェントも初来日。映画祭プロデューサー小松沢氏は、熱い語りの舞台挨拶とお人柄で人気者に。手許の「フェノミナ」半券は<招待券>だがなんの企画で当選したのか憶えていない。
6/6(木)デッドゾーン上映前、クローネンバーグ監督に手塚真がインタビューする対談があった。対談と舞台挨拶もおわり、監督一行が舞台左手へ退出する際に多数のファンが怒涛の勢いで殺到。その中に私もいた。クローネンバーグ監督は、私の差し出した「VIDEODROME」レコードにサインを。お礼にゴジラのビニールバッグ(1984年公開時に配布されたファンクラブ用LPレコード用バッグ)を手渡し、握手もしてもらった。更に映画終了後、劇場通路で、同時期開催の「SFXアカデミー’85」で来日していたリック・ベイカー氏にも遭遇。監督のサインをみて驚きながら「君の名前はなんていうんだ?」と何度も名前(スペル)を確認しつつサインしてくれた。1985年のTAKARAファンタスティック映画祭は、感動的なイベントだった。