クローネンバーグが挑む、珠玉の「ハリウッド・ゴシック」誕生。
デヴィッド・クローネンバーグ監督最新作
MAPS TO THE STARS マップ・トゥ・ザ・スターズ
その祈りは、永遠の呪い。
2014年カンヌ国際映画祭最優秀女優賞(ジュリアン・ムーア)
<裏面>
2014年カンヌ国際映画祭最優秀女優賞(ジュリアン・ムーア)
「彼女は、野卑で羞恥心のない素晴らしいモンスターを創造した!」クローネンバーグ
2014年/カナダ・アメリカ・ドイツ・フランス/112分/英語/カラー/DCP 原題:MAPS TO THE STARS 提供・配給:プレシディオ 宣伝協力:ウフル 協力:松竹
(2014年)12.20(土)全国ロードショー 新宿武蔵野館
ミア・ワシコウスカをメインにしたビジュアルは、日本オリジナルなのだろうか。海外版は人物なしのイメージか、主要キャストが並ぶバージョンばかりで、人物版の場合は表情やら雰囲気がおどろおどろしい。内容的にはその通りなのだが、宣伝的にはオシャレな内容かと誤認しかねない日本版チラシ(ポスター)のデザインのほうが上出来だと思う。ミアがひざまずく星のClarice Taggart は、サラ・ガドンが演じる架空の大スター。ジュリアン・ムーアが演じたハバナ・セグランの母でもある。キャッチの「その祈りは、永遠の呪い。」もいい。モノトーンなビジュアルを、不穏で簡潔なテキストが補完している。