
水声社から、2026年10月より毎月1点刊行(第1回配本は2点)。
各巻:四六判上製/本文8~9ポ/160~520頁程度/予価1800~4000円+税程度
装幀:宗利淳一
クローネンバーグが映像化した「コズモポリス」をはじめ、エルロイ絶賛の「リブラ時の秤」「アンダーワールド」等で有名な現代アメリカ文学界の鬼才・主要作品を網羅した新たなコレクション、刊行開始!
【第1回配本】2026/10
アメリカーナ 日野原慶訳:渾身のデビュー作。
マオⅡ 渡邉克昭訳
【第2回配本】2026/11
ランニング・ドッグ 矢倉喬士訳
【第3回配本】2026/12
ポイント・オメガ 都甲幸治訳
【続刊】
リブラ 時の秤 真野明裕訳
プレイヤーズ 上岡伸雄訳
ホワイトノイズ 都甲幸治・日吉信貴訳
ボディ・アーティスト 上岡伸雄訳
ネイムズ 日吉信貴訳
コズモポリス 上岡伸雄訳
アンダーワールド(上下巻) 上岡伸雄・高吉一郎訳
堕ちてゆく男 上岡伸雄訳
以下、続刊予定 ……
クローネンバーグのナボコフとバロウズ好きは有名だが、2009年にデリーロ映画化のニュースを目にした時には驚いた。その後、2011年に(唐突な印象で)「危険なメソッド」が公開され、なんと翌年2012年に「コズモポリス」がカンヌで公開されてさらにびっくり。プロデューサーPaulo Brancoは、続いて「ボディ・アーティスト」をルカ・グァダニーノ監督、イザベル・ユペールとドニ・ラバン、クローネンバーグ(俳優)で映画化(2013年ごろ)を目論むが、2016年に監督・キャストも一新されてBenoît Jacquot監督「愛の喪失 À jamais」として完成・公開。その後、デリーロの映像化は「ホワイト・ノイズ」がA24、Netflix Studios等の製作で2022年に公開され日本でも配信とほぼ同時期に一部映画館で上映された。 Don DeLilloは、オリジナル映画脚本も「ライフ・イズ・ベースボール Game 6」2005、「Mare’s Nest」2025、と手がけている。
クローネンバーグとのタッグは2026年時点では「コズモポリス」の1作だけだが、他の作品「アンダーワールド」や「堕ちてゆく男」も相性よさげである。オズワルドがほぼ主役の「リブラ 時の秤」をクローネンバーグが撮れば最高なんだが、いくらなんでもそれは…。
