A FILM BY DAVID CRONENBERG
BASED ON THE NOVEL BY WILLIAM S. BURROUGHS
THE MAKING OF NAKED LUNCH
Everything is permitted : the making of Naked Lunch
edited by Ira Silverberg
1992
クローネンバーグとバロウズ 裸のランチ
訳:福間健二 ワイズ出版
1992年6月25日初版 第1刷
¥2816(定価¥2900)
- まえがき アイラ・シルヴァーバーグ
- 「裸のランチ」とクローネンバーグ ウィリアム・バロウズ
- バロウズ・スピリット デヴィッド・クローネンバーグ
- 映画「裸のランチ」のポートレイト
- 「裸のランチ」製作をめぐる物語 アイラ・シルヴァーバーグ プルーデンス・エメリー
- 「裸のランチ」の特殊効果 ジョディ・ダンカン
- キャスト/スタッフ
- クローネンバーグとバロウズ クリス・ロドニー
- バロウズ ゲイリー・インディアナ
以上原書に、評論2本
(1)マグワンプ対大立て者 解題:映画「裸のランチ」 柳下毅一郎
(2)クローネンバーグ 異形の装置 寺本郁男
バロウズとクローネンバーグの作品歴を加えた良心作。
訳者ノート 福間建二
ブック・デザイン 秋山じゅん子
巻末の監督作リストで、本出版時のビデオ・上映権切れの作品が3作品あることが、明記されている。「シーバース」「ラビッド」「ザ・ブルード」。それ以外は「ステレオ」「クライム・オブ・ザ・フューチャー」含め、発売中のビデオかLDジャケが9作品、掲載されている。バロウズは「裸のランチ」6種に加え、12冊の翻訳本が紹介されている。飯田隆昭と山形浩生の翻訳点数がほぼ拮抗状態のころ。
著者のアイラ・シルヴァバーグ 編集の短編集
- 「ハイ・リスク―禁断のアンソロジー」
- Amy Scholder / Ira Silverberg :編集
- ウィリアム・バロウズ、キャシー・アッカー、デニス・クーパー
- 山形 浩生/渡辺 佐智江/坂本 徳子:翻訳
- 白揚社(1993/07発売)
映画「裸のランチ」のおかげでしばらくの間、確かにバロウズ・ブームだった。