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駿河城御前試合 <新装版>


南條範夫
徳間文庫 ¥876+税
2005/10/15 初刷(1993/10徳間文庫刊の新装版)

無明逆流れ
被虐の受太刀
峰打ち不殺
がま剣法
相打つ「獅子反敵」
風車十字打ち
飛竜剣敗れたり
疾風陣幕突き
身替り試合
破幻の秘太刀
無惨妬卜伝流
剣士凡て斃る

全11試合+後日譚

すげえ。

平田弘史「駿河城御前試合」に感動したので原作を読みたがったのだが、絶版だった。

で、ある日 山口貴由「シグルイ」を本屋で1巻の途中まで立読みしたが、平田劇画の迫力には遠く及ばず、原作の復刊を待っていたのだ。

というわけで、表紙デザインは「シグルイ」になってしまったが、こっちはどうしたって平田劇画のイメージでしか読めない。ものによっては原作のほうが壮絶な結末だったりするが、見事にノワールでパルプ。傑作娯楽小説だ。

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2005年10月30日 22:46に投稿されたエントリーのページです。

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