第58回カンヌ映画祭 2005
5月11日~25日 開催
A HISTORY OF VIOLENCE が、コンペ部門で登場。1時間30分。
審査委員長はエミール・クストリッツァ監督。デビュー作から一貫して政治の暴力にこだわるクストリッツァ監督が、クローネンバーグの「暴力」をどう評価するのか、興味深い。
残念ながら、カンヌ映画祭ではクローネンバーグ作品は、無冠に終わった。
パルムドールは、リュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ兄弟の「ザ・チャイルド」。
1999年の第52回カンヌ国際映画祭パルムドールは、クローネンバーグが審査委員長だったが、ダルデンヌ兄弟の「ロゼッタ」が受賞した。
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第58回カンヌ国際映画祭
パルムドール 「ザ・チャイルド」リュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ兄弟
グランプリ 審査員特別大賞 「ブロークン・フラワーズ」ジム・ジャームッシュ監督
「ある視点」賞 「ラザレスク氏の死」 クリスティ・プイウ監督
友愛賞 「フィルムマン」 アラン・キャバリエ監督
希望賞 「デルウェンデ」 S・ピエール・ヤメオゴ監督
監督賞 ミハエル・ハネケ監督「ヒドゥン」
男優賞 トミー・リー・ジョーンズ「メルキアデス・エストラーダの3回の埋葬」
女優賞 ハンナ・ラズロ「フリー・ゾーン」
国際批評家連盟賞 「こぶしが泣く」 リュ・スンワン監督、「HIDDEN」 ミヒャエル・ハネケ監督、「SANGRE」 アマト・エスカランテ監督