エム・バタフライ
CINEMA SQUARE MAGAZINE No.112
発行:シネマスクエアとうきゅう 1994/4/23
デザイン・編集:アイ・プランニング
解説+物語
錯誤と恍惚~『M・バタフライの世界』=滝本誠
プッチーニの『蝶々夫人』と自死の美学をめぐって=河原晶子
『M・バタフライ』を観終わったヒト百人にききました!=比留間久夫
『裸のランチ』から『M・バタフライ』へ ― クローネンバーグの内的な旅=鈴木布美子
STUFF & CAST プロフィール
<女を演じる男>を演じるということ=市村正規
採録シナリオ=細川直子
プロダクション・ノート
裏表紙の染宮淳子さんによると
本作品のモデルとなった実在の京劇歌手は、現在パリで、京劇や中国文化を教えていて、一方、元外交官は、パン屋の職人として働いている息子に生計をたててもらい、男性の恋人と同棲中ということです。そんな二人も今は、平和そうな顔つきだったと聞くと、時の流れを感じずにいられません。
ということだそうだ。