edited by Chris Rodley
First published in 1992 by Faber and Faber Limited
UK £12.99net
US $19.95
クローネンバーグ オン クローネンバーグ 原書
List of Illustrations
Acknowledements
Foreword by Dr Martyn Steenbeck
Introduction by Chris Rodley
1 EMBRYO: The Earliest Years
2 TRANSFER: From Big Science to Little Films
3 CRIME OF THE FUTURE: Obsessions and Avant-Garde Films
4 BODY TALK: The Cinepix Year
5 NEW FLESH FOR OLD: The Tax-Shelter Experiments
6 UNREQUITED LIFE: from Dead Zone to Dead Ringers
CODA. BACK TO THE FUTURE: Making Naked Lunch
Filmography
Bibliography
A Note on the Editor
Index
※クローネンバーグ オン クローネンバーグ は章立てを簡略化しているだけで1992年版の全訳だ。本文中のモノクロ写真もレイアウトや挿入位置は違うがほぼ同じ。ただ、なぜか日本版のほうが、解像度が低くみえるスチルが多い。
Chris Rodley 編 (C)1992
菊池淳子訳 1993/2/10 初版
フィルムアート社 ¥2,213+税
クローネンバーグ、インタビュー集。日本語翻訳版
クローネンバーグ症候群 マーティン・スティーンベック
クローネンバーグの終末論的想像図 クリス・ロドリー
1.FROM SCIENCE TO FILMS 科学/映像
2.BODY TALK 身体/変異
3.NEW FLESH FOR OLD 再生/進化
謝辞
訳者あとがき
クローネンバーグ・フィルモグラフィ
作品題名・人名索引
1983年公開「ヴィデオドローム」の次に完成した「デッド・ゾーン」から、1986年「ザ・フライ」までの期間、いろいろ苦労した話がおもしろい。「ヴィデオドローム」の興行的大失敗にもかかわらず、ユニバーサルで初めてのコメディ映画「六本足(Six Legs)」(脚本の後半1/3が酷い出来で没にしたと語る)の企画が検討されていたことや、有名な「トータル・リコール」(1年以上ラウレンティスの元で脚本を12稿までやりとりして没)の経緯も簡潔に記されている(p119-122:原書 p188-p193:日本版)。
1963年のトロント大学時代から、「裸のランチ」(1991)までいつもと同じ調子であっけらかんと語られていて楽しい。
発売中の原書版は1997年に更新されて表紙も「クラッシュ」になり、インタビューもCRASHの章が追加されている。
2024/09/09