２年前、月７万ちょい築２０うん年って感じのアパートに住んでました。
今は、ローンうん十年、新築マンションで床暖房な日々。
二つの建物は、距離にして数百メートルも離れてません。
ところがどっこい、
毎日ポストに入るチラシが、
笑っちゃうくらいにぜんぜん違います。
片や、裏ビデオに、怪しいマッサージの案内…。
今や、豪華マンションの案内やカタログが、
毎日、次から次に入ってきます。
半年前、六本木の七億円マンションのチラシが入ってきた時には
笑っちゃいましたが、今日、クロネコメール便で届いた
マンションは、それを凌駕するご大層なマンションでした。
なんと、価格未定。
部屋数も敷地面積の割に少ないたったの十数戸。
一軒一軒、まったく違うデザインの平面図。
カタログの御託も、アート志向でやたらご大層。
エントランスには、どなたさんだかのアート作品、
コンシェルジェ（！）がマンション住人に
おすすめの舞台や演奏会なんかお知らせしてくれるサービス付。
飼える動物も、犬猫なんて表現じゃありません、
いかにも高そうな犬の種類の具体名が列挙されてますがな。
ここまでくると厭味を超えて、
なんつうか…
我が労働者階級としての
原初的疎外感を呼び覚まされるかのような
古典的怒りを感じちゃいます。
…。
