Blade Runner sweded : The Final Cut 追記 2008年08月24日
Blade Runner sweded 本編
■Making of Blade Runner sweded
Holden テスト・ショット、 Deckard 衣装。
Roy と Pris の衣装。
激しいアクション・シーンのせいで Roy の衣装は乾燥室と現場を何度も往復した。
(左)本編ではカットされたが Deckard の上司 Brian も撮影されていた。
(右)「わかもと」よりも強力な「オロナイン ドリンク」。
(左)本編撮影に使われたデジタル・カメラ。秋葉原で調達された中古品である。
(右)絵コンテ、ほか小道具創作用に準備されたノートとペン。総額¥1,000強。実に製作費の99%を占めている高価な備品だ。ノートの右には、Roy のスタントマン(躁演用であるサイバーな支持棒付)と、Holden のスタントマン(マトリョーシカの中の人)が確認できる。
緻密な絵コンテ。基本的には役者を2人同時に撮影できないスケジュールのため、必要とされるカットをあらかじめ決めておかないと様々な問題が生じてしまう。ノートに印された赤い丸は、その時点で撮影済みとなったカット。ドラマの時間軸に沿った順撮りではなく、役者のスケジュール優先で撮影は進行した。ごく一部のシーンを除き、ほとんどすべての特撮シーンはライブ・アクションが撮影された後での作業となった。撮影は深夜1時過ぎまで行われたが、編集過程で新たに必要とされるショットが発生したため、ライブ・アクション、特撮カットともに翌日は追加撮影がおこなわれた。
a. フォークトカンプフ感情移入度測定器機(自転車用空気入れ)。
b. Holden スタントマン(本編ではマトリョーシカが使用された)
c. Deckard スタントマン(スタント用支持棒である竹とんぼは、別用途でも活用された)
d. Roy スタントマン
e. スピナー(リモコン付 実際に稼動するハイテク小道具。飛行はできない)
f. 躁演用糸(スピナーの特撮、フォークトカンプフのギミックほか、様々な用途で使用された)
Deckard 用 Blaster 。ベースはティッシュの空き箱である。制作班による迅速な作業で、おおよそ30秒程度で制作された。予算の都合上、制作されたのはたったひとつである。
雨の中を飛ぶスピナーを撮影するため、複雑な特殊装置がカメラの前に準備された。
カメラと被写体の間に、如雨露と洗面器が配置されている様子がわかる。
しかしながら、撮影された動画はあまりにも監督の意図とかけ離れていたため、本編で使われることはなかった。
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