ダダカン 2008 糸井貫二・人と作品
祝 糸井貫二氏 米寿88歳記念
第一会場・銀座
ギャラリー アーチストスペース
2008/9/20
メール・アート、ハプニング写真
オブジェ、平面作品
友人作家から糸井へのオマージュ作品
★★★★
糸井貫二(ダダカン)"仙台路上儀「殺すな」1”1970
糸井貫二(ダダカン)"仙台路上儀「殺すな」2”1970
糸井貫二(ダダカン)"仙台路上儀「殺すな」3”1970
ぼくは自分や物を表現する作品よりも
街を全裸で通る自分の影、
こういうファクト(事実)の方に興味がある
ダダカン
[左]糸井貫二(ダダカン)"鬼放舎儀”1970
[右]糸井貫二(ダダカン)"「万博破壊」マスク”1970
「殺すな」1、2、3
鬼放舎儀
「万博破壊」マスク
Photo by Mitsutoshi Hanada (羽永光利)
モノクロ・スチルはポストカード大で1枚¥150(5種)にて会場にて購入。
精神病院へ強制入院させられていたときのメモがすごい。
同じ時期に入院していた他患者のようすを1行で簡潔にメモしているだけなのだが、名前が黒で塗りつぶされているところとは無関係にすごい。ただ反権力的なパフォーマンスを繰り返したことで、狂人の只中に監禁されという不条理の中、ダダカン師の世界に対するクールな視線は揺るがない。狂気の中の、静かな正気。病院の中も外も変わらないということか?!
もうすこしで¥5,000 の ダダカン¥0切手 (市販のクリアフォルダ(B3?)に、「殺すな」等のスチルを使ったダダカン切手のシートが何種類か入ってる)を買いそうになったが自重。
会場には、サブカル女子に混じって、年配の美術ファンの姿もちらほら。なぜかツーリングのかっこのまま小学校の男の子2人を連れた30代?おっさん親子らも乱入。どうみても普段ギャラリーになんかこねえだろという奇妙な客層もダダカン師匠の個展らしい…。まあ、TシャツにGジーパンのおれもヘンだったかもしれないので(ry
企画 Les ales de la terra
プロデューサー 鳥水亭木呂
キュレーター 小坂真夕、鳥水亭木呂
チーフアドバイザー 秋山祐徳太子