なぜ、ミステリアス・プレス文庫を読みつづけるのか?
19**年某日、私はふと思った。
●何の予備知識も無しで、本を1冊楽しむことができるだろうか?
そんなことを考えた当時、偶然にも創刊されたのがハヤカワ文庫のミステリアス・プレス・シリーズ(以下MPと略)だった。
そこで・・・
<ルールその1>
出版された順に、必ず買って読む。
但し、読むペースは自由とする。
(=その時の気分重視。他に読む本があれば後回しにする)
<ルールその2>
買ったら必ずその場でカバーをしてもらう。
(=表紙の装丁もできるだけ記憶しない)
<ルールその3>
本文から読む。あとがきは読後に読む。
(=意識しないと、あとがきを先に読んでしまう)
と、上記の3か条をいいかげんに守って読み続けた結果、
■シリーズものを除き、ほぼ予備知識無しで、定期的に「ミステリ」を読む楽しみが増えた。
■興味の無かったジャンル(ラブ・コメ、シリーズもの等)、雑学的知識(歴史・現代史・地誌等)を楽しむことが出来るようになった。
というような、効用を得つつ、2001年1月現在、2000年11月末発行までの全154冊を読了済みである。
(2001/01/06:記)
<予備知識無しで本を一冊楽しむ方法:考察>
MP
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