お話させていただきます。
最初はガラの悪い学生二人組みかと思いましたよ。
日曜午後の井の頭線。
満員でもなく、ガラガラでもない。
休日出勤途中、座席端に座った俺の前に男二人組みが、某駅から乗車した。
一人はヤセ型のハイテンション野郎、もう一人は無口な中肉中背。
ハイテンション野郎は「ぶっ殺すぞ」「兄貴」「ヤクザ」「指つめ」
といった物騒な単語を北関東訛りで、間段なく連れに話しかけている。
立ったり座ったり、まるで幼児並に落ち着きが無い。
一方、連れの男は「無表情」につり革につかまり、
ハイテンション野郎の煽りにも、静かに立ったままだ。
そんな様子を目の端にして、ガラの悪い頭のイカレたチンピラ二人組かと思った。
しかし、顔を見たら二人ともオッサンの顔だった。
ハイテンション野郎は100%、シャブ中だ。間違いない!
で、電車を降りてからしばらくたって、ふと思った。
手下のように見えた無口な方が、実は凶悪だったのかも…。
で、会社で久しぶりに「ロスト・ハイウェイ」のサントラを聞きながら仕事をしてると、
あのミステリー・マンの笑い声が!
やっぱりコワイよ、リンチってば!
で、帰りの深夜電車では、
ベロベロになった女(20~30?)が、まじめそうな男(同年齢?同僚?)に
酔った勢いで、中途半端な告白してました。
シャブ中のチンピラなんかは、線路に突き落として殺したくなりますが、
酔っ払いの若い女も同じレベルで不愉快です。
周囲を意識しながらも、ぜんぜん気にしてないふりで自己陶酔してる感じが共通項です。
間違いない!