ビーチャー「はうあっ」 ・・・交通事故で少女を撥ね殺した弁護士が入所 | |
真剣サイードを茶化すシリンガー ・・・ムスリム VS ナチ | |
オルトラーニ最後の別れ ・・・兄貴、気丈な嫁に堀越しの遺言 | |
娘に合いたい ・・・マフィアの若頭、AIDS患者を世話するの図 |
州立オズワルド刑務所に設置されたエメラルド・シティという実験区画を舞台に、刑務所スタッフと、囚人たちの攻防がTVとは思えない過激な描写の連続で描かれる。
第1話「楽園」THE ROUTINE
ビーチャー「うわあ、なんて刑務所だ!」
サイード「今日から私がオズを支配する」
ライアン「まずはディノの野郎に復讐だ」
ミゲル「はうあっ!刺されちまった!」
シリンガー「奴隷が増えたぜへっへっへ」
ヒル「そう、オズの1日はこんな具合さ」
1997年から2003年まで7年間、米国HBOで毎年8話づつ放送された傑作TVシリーズ「OZ/オズ」。
日本では、CSスーパーチャンネル(当時:現Super! drama TV)で、2001年から2005年にかけ放送されたが、2005年10月14日(金)、めでたく第1話から再放送となった。
【主な登場人物】
オズワルド刑務所の所長は、実務家肌の黒人レオ・グリン(Ernie Hudson)。実験区画であるエム・シティの責任者はティム・マクマナス(Terry Kinney)。人情家レオは野心家の一面もあり、マクマナスは女にだらしがない。刑務所専属のおせっかいなシスター(Rita Moreno)や、ゲイの神父ムカダ(B.D. Wong)ら人種も性別も多彩なスタッフたちが登場する。
登場する囚人たちは、さらに個性的なキャラばかり。
主人公は、車で少女を轢き殺してしまった元ジャンキーの弁護士先生トバイアス・ビーチャー(Lee Tergesen)。ビーチャーは、ドラッグ嫌いで子煩悩なナチ野郎シリンガー(J.K. Simmons)に第1話で奴隷にされてしまうが、その後、血で血を洗う復讐地獄の泥沼にはまっていく。元ドラッグ・ディーラーのオーガスタス・ヒル(Harold Perrineau Jr.)は、ドラマの合間に語り部として登場。毎回、気の利いた警句や皮肉なナレーションをぶちかます。いつも自信満々で素敵なカリスマ師匠サイード(Eamonn Walker)、弱気とブチ切れの振幅が激しいラテンなミゲル(Kirk Acevedo)、いつも誰かを罠にはめている策謀家のライアン(Dean Winters)などなどレギュラー陣以外にも、次から次へと忘れがたい「犯罪者」が登場する。
一度、全話見てしまったドラマだが、こんなにも面白いドラマにもかかわらず知名度が「24」なんかに負けているのが、糞いまいましくてならない。
というわけで、今回の再放送にあわせて1話づつメモしてみるのだ。
「OZ/オズ」でgoogleを検索すると、「オズの魔法使い」よりも、「OZ/オズ」の方がヒットする日がきますように!
★「OZ/オズ」
覚悟のないものは覗くことすら許されない。
TV史上最凶を誇る空前絶後の監獄ドラマ。
スーパーチャンネルで絶賛放送中
~2008年現在、
Super! drama TV にて再放送待機中~
http://www.superdramatv.com/line/oz/