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007カジノ・ロワイヤル

[ movie ]

渋谷TOEI2

監督:Martin Campbell

ほぼ満席。

思ったよりもおもしろかった。

ほとんど女ッ気のないオープニングのタイトルに驚いたのもつかの間、冒頭にド派手な追跡シーンを繰り出し、ボンド大活躍…というか、あれじゃテロリストより凶悪。T2を上回る悪魔の追跡だ。

ポーカーのシーンも定石とはいえ、盛り上がった。

ドラマの要所で使われるギャグもうまい。ホテルでいきなり自ら正体をばらしたボンド(Daniel Craig)に、ヴェスパ(Eva Green)がぶちぎれてペンを乱暴に投げるシーンとか、なにげないシーンも丁寧な演出でキッチリ決まっている。安心して見ていられるが、いつもの拷問シーンも、今回は全裸だったり、ちゃんと一味違う演出が加わっているのも好印象。 Vertical Limit もそうだったが、お約束の展開を丁寧に描くのがうまい。

いつものテーマ曲の使い方も絶妙だった。
ピアース・ブロスナンの007って劇場で見る気にならなかったが、Daniel Craig なら次回作もOKだ。

ボンドが使うソニー製ノートパソコン Vaio だが、どうせなら爆弾として使うギャグが欲しかった。悪役の Mads Mikkelsen が火を噴く Vaio に血の涙を流してビックリ!…とか、映画見ながらそう思った人は私だけじゃないはずだ。

コメント (1)

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ダニエル・クレイグ、
是非「レイヤー・ケーキ」をご覧下さい。
イギリス人らしく、もっと素敵です。
もちろんショーン・コネリーしか認めないというじっちゃんばあちゃんもクレイグ・ボンドは認めてくれるでしょう!
素顔で歩いているだけで、取り締まられるほどセクスィーでわぁ?

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2006年12月09日 22:33に投稿されたエントリーのページです。

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