監督:田中登
出演:中川梨絵
1972年 71分
シネロマン池袋
¥1,000(夜間割引)
★★★
ニュープリント版。
おもしろかった。
お父様の花は不潔よ!
小さなコルク栓で治療・全快w
平日夜、外は激寒。
池袋の駅近く、昔からあるピンク映画館。
廊下からもれてくるのか、場内の煙草臭はハンパない。
少ない観客数にもかかわらず、
映画が始まっても途中入場・退場があたりまえ。
落ち着きのない客ばかり。
映画は時間つぶしなのだ。
最前列左側の席で大きな袋をがさがさと何かしつづけるオッサン。
やっと静かになったと思ったら外へ消えた。
で、しばらくたって、また入場してきた。
背をかがめながら最前列右側の座席へ。
またもや大きな音をたてつつガサガサと・・・
映画に集中することでスルーする。
カップルばかりのオサレな劇場なら、瞬間で出入り禁止であろうオッサンの行動。
そんなオッサンも許される、人にやさしい劇場。
とはいえ映画はオールナイトじゃない。閉館後のオッサンに次の避難所はあるのだろうか。凍死しても不思議じゃない寒さだし…
てなことを頭のはしっこで思いながら、さらに中川梨絵を凝視。
もはや、お父様の花は不潔でもなんでもない。
そうなのか?ほんとうにそうなのか??