原発・正力・CIA 機密文書で読む昭和裏面史
有馬哲夫
新潮新書
2008/2/20発行
¥720+税
指令:讀賣新聞社主ノ正力ト
協力シ、親米世論ヲ
形成セヨ
CIA文書が語る「対日情報戦」の全貌!
★★★★
メディア論、再構築。
プロローグ 連鎖反応
第一章 なぜ正力が原子力だったのか
第二章 政治カードとしての原子力
第三章 正力とCIAの同床異夢
第四章 博覧会で世論を変えよ
第五章 動力炉で総理の椅子を引き寄せろ
第六章 ついに対決した正力とCIA
第七章 政界の孤児、テレビに帰る
第八章 ニュー・メディアとCIA
エピローグ 連鎖の果てに
あとがき 2007年12月 七ッ森の自宅にて 著者
本書のソース
年表
255ペ-ジ
原潜ノーチラス号、第五福竜丸事件、日本テレビ、保守大合同、讀賣新聞、吉田茂、アイゼンハワー、原子力発電所、ディズニー、CIA……連鎖の中心には正力松太郎がいた。
「正力マイクロ波通信網構想」。すべてはそこから始まった。が、正力の野望とCIAの攻防は原子力産業という異形の業種を加速させた。
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