前半、何度か気を失ってしまったが、バスジャック犯サンドロがついに発砲してからは、あっという間の衝撃の展開とギリギリな緊張感で冷や汗が・・・。
ブラジルの現実は凄まじい。地獄だ。
2000年6月12日、リオデジャネイロで起こったバスジャック事件を、当事撮影されたTV局の映像と、事件後の関係者にインタビューした映像で再構成した、正攻法なドキュメンタリーだった。
冒頭、リオデジャネイロの街並みを、海から都市の中心部まで一気に見せる空撮は圧巻。
バス・ジャック犯のサンドロは、幼い頃に目前で母親を殺され、ストリートチルドレンに。で、さらにカンデラリア教会虐殺事件の生き残りだったこと、などがサンドラの養母や残された知人、ソーシャルワーカーら多くの人の証言によって語られる。
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最初は、「バットマン・ビギンズ」と「タナカヒロシのすべて」をはしごしようかと思って、出かけたのだが、「バットマン」は、上映開始時間がいまいちタイミングがあわず、「タナカ・・・」は昨日上映が終わっていたのだった。で、「タナカ・・・」上映館のすぐそばのシネマライズで「バス174」の看板を目にし、ライズXってどこよ?という好奇心もあって、「バス174」を見ることになった。
映画が始まるまでは、あまりの劇場の狭さ(なんと定員40人弱?!)と、アングラ劇場みたいな2階建て構造に、大丈夫かよ?と心配したが、意外なことに受付番号37番にもかかわらず、2階席最前列左端の席は快適でした。