島田俊彦
講談社学術文庫
¥880+税
2005/6/10第1刷、2006/1/20第6刷
★★★★
「関東軍」というのは、日露戦争直後から、太平洋戦争終焉まで、満州に駐屯し、日本の対中国政策の“尖兵”的役割を演じた植民地軍隊である。
関東軍に関連した問題に興味関心をいだく人にとって、まず最初に読むべきは、本書である。 解説より
原本まえがき
第一章 生いたちと性格
第二章 張作霖爆死事件
第三章 満州の演出者たち
第四章 ノモンハンの敗北
第五章 七十万軍隊の終焉
解説 戸部良一 防衛大学校教授
本書の原本は1965年10月、中央公論社より刊行。
太平洋戦争が、日露戦争から連続していたことがよくわかる。
>>人間の條件
>>私は「蟻の兵隊」だった
>>昭和史発掘 1