岩川隆
2007/7/30 初版第1刷
¥619
祥伝社文庫
『新版 日本の地下人脈 政財界を動かす「陰の力」』1986/3光文社刊
再刊。
★★★☆
第五章に登場する
元特務機関員 下平冨士男氏の体験談が興味深い。
第一章 海軍人脈と中曽根康弘
「九頭竜ダム事件」、河野一郎、三鬼陽之助、早川崇、矢部貞治、佐藤孝行、「反共・電源防衛運動」、佐藤栄作
第二章 上海人脈と児玉誉士夫
笹川良一、岩田幸雄、児玉誉士夫、水田光義、白川威海、福家俊一、「大陸新報」、桐島竜太郎、岩井英一、武井(柴田)龍男、影佐機関、坂田機関、里見機関
第三章 満州人脈と岸信介
松本明重、岸信介、佐藤栄作、福田赳夫、根本竜太郎、楠見義男、内田常雄、大平正芳、飯沢重一、古海忠之、和田日出吉、鮎川義介、飯野薫、溥傑、田中絹代、藤川宥二、連恵文、大同学院
第四章 ”引揚者”が戦後の日本を変えた
古海忠之、星野直樹、福田赳夫、源田松三、美濃部洋次、岸信介、椎名悦三郎、下島儀貞
第五章 特務機関からGHQへ
荒尾精中尉、D・O氏、ハルビン機関員、磯村武亮、M・T氏、A・K氏、辻政信、丸山直光、S・Y氏、袴田里見、袴田陸奥男、宮本顕治、下平冨士男(藤野正)、CIC大田徳之、地崎宇三郎、CICガールゲット(ガーゲット)、「定方事件」、森野正義、S記者、「アパカ特務機関」、岩田幸雄
あとがき
解説 ドキュメント・ミステリーとしてのおもしろさ 大下英治