新宿ロフトプラスワン
当日券¥2,000
ビール¥600+イリーガルカクテル¥600
★★★☆
うほ!当日券あたったw
第1部
磯光雄監督、井上俊之作画チーフ、平松禎史演出、杉井ギサブロー監督
最終回第26話「ヤサコとイサコ」を上映しながら生コメンタリー。
その後、ギサブロー監督を中心にコイルネタ座談会。
第2部
磯光雄監督、東浩紀、山口駒沢大学准教授
迷走タイム。東の2歳の娘や、光学迷彩のはなしなんぞ、コイルと無関係だろ…。批評家・学者両先生の自己中っぷりにイライラさせられる。もっと拡張現実(Augmented Reality:AR)に話がいくかと思ってたのに、消化不良でグダグダな展開だった。ドラマの全体的な構造を無視した重箱の隅でしかない愚問を監督になんどもぶつける東の自己顕示欲(?)には吐き気が(ry
第3部
磯光雄監督、井上俊之作画チーフ、平松禎史演出、野村和也原画・演出
メインである第3部は最高におもしろかった。アニメの制作現場は誤解の入り込む余地がデカいことがよくわかった。なかでも驚いたのは磯監督が「(電脳空間描写での)俯瞰はぜったいダメ」という明快な指示を出していたにもかかわらず、スタッフの演出により完成版では出てしまっていることw いまどきのアニメっぽい演出をするな!と明快に指示出していたにもかかわらず、「ほっぺたに赤い斜線を入れられて」しまっていることなどww アート志向とマーケ志向のミクロな激突現場だ。現場ではワンカットのたびに監督と演出や原画らスタッフと激論がかわされていた様子が推察できて意外だった。もっと監督のワンマンな現場かと勝手に想像していたのだ。絵コンテや原画から完成動画までの距離感はかくも過酷なものかと感動した。NHKの放送素材の納品期限が、基本放送2週間前という事実も勉強になった。まあ、守られないわけだが…。なんにしても集団分業作業である「商業アニメ」の現場で、こだわりをもって作品づくりをすることがいかに困難かということがよくわかる座談会だった。
抽選券 当選者には監督ら3人の直筆イラスト入り色紙がプレゼントされた。
当日・入場券
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