Streets Kings
監督:David Ayer
出演:Keanu Reeves Forest Whitaker
脚本:James Ellroy Kurt Wimmer Jamie Moss
109分
新宿武蔵野館
★★★
ホプキンズシリーズかと思ったw
脇役は全キャストよかった。
プログラム ¥600
エルロイ+エア-、気質が合ったHarshな快作 滝本誠(評論家)
インタビュー キアヌ・リーブス、フォレスト・ウィテカー
キャラクターが色濃く反映された銃器たち 青井郁夫(イラストレーター、ムービーウェポン・アナリスト)
タキヤンの指摘どおり、LAコンフィデンシャルよりもずっとエルロイ臭があって良い。
ダーク・スティールも見なきゃ。
キアヌは頑張ってるし、かっこいいのだが(キアヌ以外の)脇キャストがそろいもそろって全員面構えが良すぎた。結果として、イケメンキアヌが作品世界に馴染み損ねてしまった。キアヌはちっとも悪くないのに。これはキャスティング・ディレクターのミスではないか?キアヌが主演じゃないと資金調達や公開がままならないというような諸事情があったのかもしれないが、それなら準主役みたいな役でキアヌを生かしつつ主役はもっとタフな面構えの男をキャスティングすべきだった。ワシントン(テリー・クルーズ)か、ディスカント(クリス・エヴァンス)の役のほうが、キアヌ向きだったのに。
とはいえ、ラスト・ショットもバッチシ決まって渋い快作であることは間違いない。
キングのゆかいな演説は、ちょっと新しい描写だと思った。あれはちょっと、いままでありそうでなかったディティールだと思う。
エルロイ映画化作品
1 ブラウンズ・レクイエム (98)
2 フェイクシティ ある男のルール (08)
3 LAコンフィデンシャル (97)
4 ブラックダリア (06)
5 ザ・コップ (88)
「ザ・コップ」を見た当時は原作はもちろん、エルロイの存在すら知らなかったので、暗い刑事ものとしか印象がない。今見たら、違う視点で見られる気がしないでもない。
トム・クルーズが監督した「FALLEN ANGELS 堕ちた天使たち」のエルロイ脚本エピソードも未見だ。
>>エルロイ